#今回のネタはPythonじゃありませんが、書きとどめておきたいことがあったので。
手持ちのOffice 2010(Excel 2010, PowerPoint 2010等)で、図形を使って網掛け(ハッチング)をしようとすると、図の書式設定から指定できるパターン塗りつぶしがもっともそれらしい機能ですが、透明ではない2色を選ばなければならず、下の絵が隠れてしまいます。
どうやら透過するパターンは安々と作らせてくれない様子ですが、代替案を考えました。
結論から言えば、透過させたい部分を無色とした、透過png画像を用意すればOKです。
ハッチングパターンの透過png画像なんて用意してられないよ!という方のために、斜線のパターンを作ってみました。画像を右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」して下さい。
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手順は以下の通り。
ハッチングをかけたい図形を選択し、右クリックから図の書式設定を開く
①塗りつぶしの「塗りつぶし(図まはたテクスチャ)」にチェック
②「ファイル」をクリックしてパターンの透過png画像を指定
③「図をテクスチャとして並べる」にチェック
④「幅の調整」、「高さの調整」を行い、好みのサイズに変更する。
とすれば、下絵の見えるハッチングが可能です。
「透過性」をいじると不透明度を変えることも出来ますし、「反転の種類」をいじるとパターンが少し変わりますので、そちらも試してみて下さい。
上の画像では、下に重なっている図形や文字がパターンの隙間から覗くことができます。
エクセル、パワポで透過する網掛け(パターン塗りつぶし、ハッチング)をする方法