※Portable Pythonの開発が終了し、入手が困難になったことから、WinPythonを使った開発環境の整備について改めてまとめました。そちらをご覧下さい。

Portable Pythonで簡単導入

Portable Pythonがおすすめ

WindowsでPythonをはじめる人は、Portable Pythonがおすすめです。
Macの場合は日本Pythonユーザ会から、Python標準リリースのページよりインストーラをダウンロードし、インストールして下さい。日本Pythonユーザ会にはWindowsのインストーラもあります。Portable Pythonよりこちらの方がいいという方は、インストーラよりインストールして下さい。

なお、Portable Pythonは、Pythonの実行環境と有名所のモジュール、そして有能なエディタであるPyScripterがまとめて入手でき、さらにUSB等に入れて持ち運びも可能なことから、管理者権限のない職場や学校やネカフェのPCで使用することも可能です。

Portable Pythonのインストール方法

Portable Python  (既に開発・配布が終了しています)
Portable Python公式ページ

リンク先の左上にあるQuick downloadからPortable Python 2.x.x.x(xは適当な数字)を選び、
ミラーサイト一覧

ミラーサイト一覧の好きな国のHTTPを選んでPortablePython_2.x.x.x.exeをダウンロードします。

プログラムを実行するとまず下のような画面になるのでNextをクリックし
Portable Python セットアップ画面1

インストール先(展開先)のフォルダを指定して
Portable Python セットアップ画面1

ModulesCode editorsの両方にチェックを入れたままインストールしましょう。
Portable Python セットアップ画面3

一度デスクトップ等に展開した後、USBメモリなどに移して利用することも出来ます。

PyScripterの使い方

PyScripterとは

PyScripterのアイコン

PyScripterはオープンソースの総合開発環境(IDE)です。文字の自動色分けや入力補完、デバッグ機能等一通りの機能が揃っており、Pythonプログラミングの手助けをしてくれます。

PyScripterの日本語化

Portable Python付属のPyScripterは始めは英語表示のため、日本語にしましょう。
PyScripterには予め日本語設定が入っているため、ツールバーより
View -> Language -> Japanese
を選択することで表示が日本語になります。
また、そのままではソースコード中の日本語が保存時に文字化けしてしまうので、
編集 -> ファイルフォーマット -> UTF-8にチェックを入れましょう。これはPyScripterで新しいファイルを作る度に必要な作業となります。

基本的な使い方

ひとまず覚えておきたいものは、「実行」と「Pythonインタプリタ」です。

Portable Python 実行アイコンとインタプリタ

実行アイコンを押すことで、エディタで作成したプログラムを動かすことが出来ます。この時、print文の出力やエラーメッセージはPythonインタプリタに表示されます。
また、インタプリタはそれ単体で簡単なプログラムを動かすことが出来ます。
詳しい説明は後にして、他は追い追い覚えていきましょう。

実行中に処理を中断したくなったら

PyScripterでプログラムを実行している時に、処理が遅いもしくは無限ループに掴まった等で処理を中断したくなった場合、
実行 -> Pythonエンジン -> Pythonエンジンの再初期化
を選択して下さい。処理が止まります。

Hello World!を出力しよう

プログラムの最初歩、Hello world!プログラムを作成してみましょう。これはただ、画面にHello World!と表示させるだけのものです。
PyScripterでファイル -> 新規作成 -> 新規Pythonモジュール を選択し、新しいソースコードファイルを作成します。
新しく作成した時点ですでに大量の文字が入っていますが、最初でよくわからないので一旦全部削除してしまいましょう。
その後、ソースファイルに以下を加えます。

実行アイコンを押してみて下さい。

Portable PythonでHello World!

PythonインタプリタにHello world!と表示されましたか?
初めてのPythonプログラムはこれにて完了です。